「冨の寿」が15年ぶりに復活しました。
♪とみのこと~ぶき~のCMで昭和のお父さんたちに親しまれた久留米の清酒「冨の寿」が15年ぶりに復活しました。
「冨の寿」は、かつて九州一円で販売され、全国新酒評定会などでも多数の受賞歴がある酒蔵でした。地域を代表する日本酒でしたので惜しまれながらの廃業でした。いつかもう一度あの酒をという想いがありました。
復活のカギは「水」。
商標権をお持ちの城島の蔵元「花の露」と「冨の寿」は、200年前の兄弟銘柄でした。「冨の寿」の仕込みを復活させたいという思いが強かったのですが城島の水は軟水でした。かつての「冨の寿」は、硬水の耳納山系の伏流水で仕込まれていました。
「冨の寿」の味を再現する仕込水を探し求めて十数年、ようやく出会ったのが久留米市合川町の井戸の水でした。耳納連山の麓、かつて江戸時代久留米21万石有馬藩の殿様の別荘があったと言われている場所のすぐ側の井戸を調べたところ硬度がほぼ同じ、水質も良好でした。
この水と久留米の米を使って仕込んだ一回火入れの「新 冨の寿」純米酒が誕生しました。
すっきり辛口、ゆっくりとした時間とともに味わっていただきたい日本酒
かつての「冨の寿」を彷彿とさせる、すっきり辛口の日本酒が出来上がりました。
ラベルは男女が向かい合って杯を傾けるデザインになっています。ゆっくりとした時間とともに味わっていただきたい日本酒です。
1,8ℓ 2,600+消費税=2,860円
720㎖ 1,300+消費税=1,430円
300㎖ 600+消費税= 660円
■清酒: 日本酒 「新 冨の寿」
■原材料名:米(国産)・米麹(国産米)
■原料米:久留米産ヒノヒカリ100%使用
■精米歩合:60%
■日本酒度:+5
■アルコール度:15度
■容量:1,8ℓ 720㎖ 300㎖
メディア紹介履歴〜西日本新聞に掲載されました
(2022.12.30 西日本新聞)
新 冨の寿 取扱店のご紹介
- ヴァンドール百年屋 福岡県久留米市新合川1丁目2−1ゆめタウン1階
- ゆめタウン各店
- 青木酒店 福岡県久留米市西町1179